シティ・コムを丸裸にしろ。

今回、彼、彼女に与えられたミッションは、なんと、シティ・コムを丸裸にすること。説明会では、聞きたいけど、聞けな~い、あんなこと、こんなこと。みなさんに代わって、彼、彼女が切り込みます。みなさん、先輩たちをタジタジにしてくださいね。

インタビュアー

M・H 京都大学 文学研究科

K・I 岡山大学 社会文化科学研究科

   

取材を受ける社員

Y・R 同志社大学 経済学部 経済学科卒

F・W 神戸大学 文学部 人文学科卒


それでは、今日はよろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。
最初から余談ですが、それ、コムコムマンノートっていうんですよね(コムコムマングッズの一つ、コムコムマンノートを指さし)。けっこう使い込まれていますね。ひょっとして、いくらでも貰えるとか。
そうです。コムビタンディ(シティ・コム仕様の栄養ドリンク)も、飲み放題です。
栄養ドリンクが飲み放題っていいですね。それ以外にも、オリジナルグッズの種類が多くて、ユニークな風土だなって、最初にそんな印象を持ったんですが…。
ユニークってことに違いはないです(笑)。
では、本題に入ります。シティ・コムさんって、トップダウン? それともボトムアップ? って質問です。
う~ん、最初から難しい質問ですね。どっちともいえないかな。すすんで私たちの声を拾ってくれることはないんですが、要求すればだいたい通る(笑)。
そうなんですね。どちらでもない。では、大事にされているのは、組織力、それとも個人のちから?
組織力っていうのが、ちょっとぴんとこないですね。私たちの仕事はチームで仕事を進めるケースが多いんですが、1人1人が担当を持っていて…。
分業できちゃうんですね、うちの仕事は。そういう意味では個々のちからが大事です。プロジェクトによりますが、クライアント先に常駐するケースも多くって、クライアントから、今回は○○さんいないの? みたいな。
そういう意味では個々のちからがクライアントにも評価されている証ですが、たとえば1人だけ進捗が遅れていたら、話し合ってほかの誰かがフォローする。チームワークはあると思います。
でも、チームでやるんでしたら、誰かが足をひっぱるみたいな、そんなことを思われたことはないですか?
私はいまのところないですね(笑)。ただ、そんな時には、チームリーダーのちからが大事になると思います。リーダーでチームの雰囲気は決まりますから。
チームリーダーって、言葉が出てきましたが、リーダーになるのはどんな人ですか? まず、評価基準からお教えください。
評価基準? ……う~ん、ぼくらにも謎だよね(笑)。
謎?
謎っていうか、わかりづらいのは、たしかかな(笑)
たとえば、文句も言わず黙々と仕事やると、「こやついい奴だ」みたいな、そんな感じですか?
業務も大事ですが、評価という意味では、周りを巻き込むちからかな。積極的に情報を共有する、そんな人が評価されている気がします。あくまで予測ですが(笑)。
じゃぁ、話題をかえて、残業は多いほうですか。
おっと、核心の話ですね。正直に言って少なくはないですね。公式発表では月20時間以内ですが(笑)。
20時間って多い?
ま、20時間なら1日1時間もないですからね。でも、プロジェクトによってはオーバーする月もなくはない。作業量の多い仕事になるとやむを得ないって感じで。
私、最初の1年半は、1日30分くらいだったんです。でも、違うプロジェクトに入ると、それでは間に合わなくなっちゃった。それに、年度末が近付くと、だんだん残業っていう空気が漂いだして。土・日がお休みなんですが、今回は、予定を入れないでおこうとか(笑)。もっとも休日出勤したら、ほかの日にお休みをきっちりいただきますが。
家に持って帰ることもあるんですか?
それは、ない。土・日両方っていうのもない。休日という意味では、有給も予めいっておけば、かなり自由に取得できます。
資格を取得するってお話を聞きましたが、進んで資格を取ろうなんて文化はあるんですか?
これも、人次第かなぁ。入社して2ヵ月くらい研修があって、その時たいてい1つや2つの資格は取ります。ただ、その後となるとタイミングもあって。もちろん、資格を取得するとなれば、会社が費用などを持ってくれますので、そういう意味では、「資格を取得しよう」って文化はあるのかもしれませんね。
特別な研修もない?
ないですねぇ(笑)
でも、研修がないと、理系ならともかく文系のぼくらには難しくないですか。
あ、それは大丈夫ですよ。案外、文系の人にも親和性が高い仕事ですから。
話はまたかわりますが、飲み会とかは多いですか?
多いですね。半年に1回定例会があって、そういう時は常駐先にいっているみんなとも会えるし、テンションもあがりますね。不思議なのは、若い人たちよりベテラン組がにぎやかなこと。パワーあるんですよ。あの人たち(笑)。
それ以外では?
歓迎会とか、退職する時にも、かならず送別会がある。外国人も多いので、国際色豊かな飲み会になりますね。
外国人の方も多いんですか?
そうですね。ミャンマーの人や、韓国や台湾の人もいます。むかしはインド人もけっこう多かったような。とくにいまはミャンマー人のスタッフが多いですね。
それは、たしかに国際色がつよいですね。では、今度はキャリアアップについての質問です。
うちの会社にキャリアパスってあったっけ?
会社のプランというか、どちらかというと、自分発信ですね。こんなことをしたいとか、こういう仕事ができるようになりたいとか。そこはちゃんと耳を傾けてくれます。
ただ、まぁ、基本はまずプログラマとしてスタートして、プログラミングやテストを経て、設計などの上流工程にチャレンジします。そのうえで、マネジメントリーダーになって、マネージャーって感じです。
あるじゃないですか(笑)。ところで、要求が通るって話ですが、誰にいうんですか? 上司とか、先輩とか? それとも社長さん?
社長に直接、ってこともなくはないですね。社長との距離も近いし。
どんな感じで話をするんですか?
私は東京なんですが、ふらっと来て、ご飯に誘ってくれたりして。行くお店、行くお店、めっちゃくちゃおいしいんですよ。たぶん、あれ、リサーチしてますね。前もって(笑)。
で、どんな話をします?
要求なんて言っていましたが、飲みに行っても、仕事の話はほぼゼロですね(笑)。どんな話をしているんだろう? 改めて聞かれると…。
どんな社長さんですか?
うちでは、社長も、上司もみんな「○○さん」なんです。社長は瓦谷っていうんですが、みんな、瓦谷さんとか、かわさんとか。
※ここで、いきなり社長乱入。○×○×と意味不明なことをいって、退場。
あれ、もしかしていまのが社長さんっていうか、かわさん?
そう、あれがうちのボスのかわさんです。
ぜんぜん、イメージが違ったなぁ。ITの社長って、もっとピシッとしていると思っていたんですが、真逆ですね。まさに「かわさん」って感じだ。
ですね。最近、たこ焼きの出前にこっていて、時々、注文してくれるんです。ま、そんなにおいしいとは思わないんですが、ちょっとリフレッシュできますね。差し入れ休憩みたいな。
愛され、キャラってイメージですね。
そうですね。でも、私の人生を決めたのは、たぶん、あのかわさんなんです。面接のときも、ふらっと現れてね。雑談みたいな。それがとても印象的で、うちの会社に入社したわけだから。
そうだね。飄々としているようにみえて、しっかり社員のことみてくれているからなぁ。そういう意味では尊敬するな。
私は文系なんですが、シティ・コムってIT会社に親しみみたいなのを感じてきました。なんか居心地が良さそうな会社だなって。それでは最後に、シティ・コムのここがいいを一つ挙げてみるとしたら。
人かな、私は。人間関係がとてもフランクで、上下関係もとくにない。困っていたら、ちゃんとアドバイスをくれたりするんです。みんな自分のことを大事にしていると思うんですが、ちゃんと周りの人のことも大事にしている。
ぼくはやはり、これがやりたいといえば、なんでもやらせてもらえるところかな。さきほど大まかなキャリアパスの話をしましたが、とくに決められたレールがないのは、ルーズな会社のように映るかもしれませんが、逆にいえば、自分次第でなんでもできるという意味でもあると思うんです。フリーハンドってイメージですね。かわさんが、「おまえたち自由に生きてみろよ」って、そんなメッセージを送ってくれているのかもしれません。
なるほど。良くも悪くもシティ・コムの風土をつくったのは、あのかわさんですもんね。さも、ありなんって感じです(笑)。いずれにしても、今日はありがとうございました。ところで、これは質問じゃないですが、いまオフィスにいらっしゃるスタッフの方全員、私服です。そういうのもいいですね。
ハイ、何事も自由。いま思いついたんですが、そこがうちのいちばんいいところかもしれません。シティ・コムって会社の。

インタビューはまだまだ続きます。

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