シリコンバレー、ガラガラでお連れしました。

社会にでる学生さんに、「生き方」を学んで欲しい。

そんな思いからスタートしたが、「シリコンバレーの旅」ご招待企画です。2011年にスタートし、2015年まで開催しました。「シリンコバレーまで行くんだったら、サンフランシスコであそんじゃえ」という、代表の鶴の一声で、サンフランシスコで遊び放題という太っ腹な企画となりました。

毎年、1回の開催で、ガラガラによって選ばれた学生さん15名、同行した社員のべ15名の、計30名の珍道中が、繰り広げられました。そのいくつかをご紹介します。

ツアーに参加してくれた先輩のレポートより

シリンコンバレーの、清掃員。

K・Aさん 京都大学 経済学部

オラクルの社内案内をして貰った時のことだ。スタッフの1/3近くがインドからきているという話をきいて、愕然とした。彼らの能力はむろん高いが、それ以上に生存に必死になって、成果を上げているのだという。日本のような新卒の特権はむろんない。なかには、清掃員として雇って貰い、オフィスに入るチャンスを虎視眈々と狙っている人もいるのだそうだ。頭でっかちのじぶんが恥かしくなった。だって、彼らは、ひょっとすれば物凄い勉強家で、ぼくたちよりもずっと優秀な人間かもしれないのだ。そんな彼らが、清掃員となって、仕事を求めている。なんとシビアな世界なんだろう。でも、これがきっと世界の現実なんだ。流されて、親の意見に従って生きてきた(周りもそんな人間ばかりだった)ぼくには、ともかく衝撃的な世界だった。

Googleカラー。

Y・Fさん 京都大学 大学院 農学研究科

私は写真ですらシリコンバレーを見たことがなかったので名前から察して、ビルが密集してコンクリートが目立つコンクリートに囲まれたクールな町並みをイメージしていました。ところが実際は、私が思っていたよりも暖かく広々として、緑に囲まれていました。Google色に塗り分けられた4色の派手な自転車や、Oracleの庭に浮かべられた大きなヨットも最初は意外に感じましたが、考えてみると遊び心にあふれた、この自由で壮大な風土が次々と新しい自由なアイデアを生み出す原動力なんだなと納得しました。人生で一度はこんなところで働いてみたい、シリコンバレーは、私にそう思わせてくれる場所でした。

謎のドリンクをくれた不思議な会社。

大阪大学 経済学部 経済・経営学科

思い返せば、シティ・コムさんは本当に不思議な会社でした。会社説明会ですごい量のロゴ入りグッズをくれたり、パロディのシールを貼った謎のドリンクを配っていたり、会社説明会なのに社長さんを筆頭に雑談ばかりだったり、入社するわけでもない私たちを本当にシリコンバレーまで連れて行ってくれたり…。就職を控え、私はこれから出ていく社会に漠然とした“冷たさ”、“怖さ”のようなものを感じていました。しかし、シティ・コムさんに出会い、いい意味で肩の力が抜けた気がします。物事にはいろんなやり方があっていいんだと、そう思えるようになりました。シティ・コムさん、本当にありがとうございました!

1本の軸ができた。

大阪大学 工学部 地球総合工学科

最初はどうなることやらと先行き不安でしたが、いざ始まってみると皆面白く、とても充実した素晴らしい旅になりました。以前から世界に出たいかもというあやふやな気持ちはありましたが、この旅を通じてそれが確信に変わりました。「日本国内で収まらず、世界に出たい」という想いにさせてくれるだけの熱気と刺激がシリコンバレーにはありました。おかげさまで、私の就活の中に一本の軸が出来ました。それは「世界で活躍するフィールドがあるかどうか」ということです。いつか世界で活躍する人間になりたいと、この旅を通じて本気で思うようになり、今はそれを選社軸の1つとして自信を持って就職活動に臨むことが出来ています。

生き方を選ぶ。

京都大学 文学部 人文学科

学生生活も終わりが見えてきて、「生き方を選ぶ」ということを意識するようになった。今回の旅を終えて、どこへ行って何をしていても、自分はやはり、自分。それ以外の何ものでもないことに気づいた。帰りの飛行機で久しぶりに本を読んだ。そのなかで、とても印象的な文章があったので以下に引用する。以前は気にとめていなかったけれど、今になってその意味するところを少しだけ知ったような気がする。「何かを決められる人というのは、よほど恵まれているかよほど選択肢がないかのどちらかだ。けれど、世の中はそのどちらでもない人が圧倒的多数を占めている」(恩田陸『球形の季節』)

日付変更線を越えて、約6日間。ほんとに、みなさんお疲れさまでした。旅の間、うちの社員たちは役立ちましたでしょうか。なかには、「経費で落とすという心強い言葉をなんど聞いたことか」という、聞き捨てならない話をレポートしてくれた学生さんもいました。「ありがとう、コムコムマン」なんていう嬉しい一言もいただきました。「入社するつもりはないんですが、いいんですか?」という、どこかまっとうな質問もいただきました。

この4回の開催は、入社うんぬんとは別にして、私たちシティ・コムにとって、いろんな学生さんとお会いする、とても貴重な機会だった気がします。「もう、しないの?」「けちっているのでは?」「熱意が醒めたの?」「楽しみにしていたオレを裏切るのか!!」なんていう、批判・疑問をいただきつつも、この企画は2015年をもって、終了しています。しかし、私たちの学生さんを応援する気持ちはいささかも、トーンダウンしていません。むしろ、その逆。いつの日か、こんな企画が復活することもあるでしょう。

いずれにしても、「生き方」を学ぶことで、見えてくる未来も少なくないと思います。ぜひ、この1年を、楽しみ、頑張り、成長してください。

社会は、楽しさに満ちている。 シティ・コム一同

ところで、シティ・コムってどんな会社?

在学生が、本音インタビューでシティ・コムの正体に迫る。

コチラもあわせてお読みください。

CITYCOMの象徴 COMCOMMANとは?

自由な雰囲気の中、技術者の個性を伸ばせる環境です

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